症例紹介
カテゴリー:
大人の矯正リンガル
ハーフリンガル
主訴 | 下顎の叢生および上顎の前突感 |
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診断名 | 右側第二大臼歯の鋏状咬合および上下顎歯列の狭窄による上下顎前歯部叢生を伴った過蓋咬合症 |
年齢・性別 | 19歳5ヶ月・女性 |
治療期間 | 2年10ヶ月 |
治療方法 | 患者様のご希望によりハーフリンガルにて治療。 上顎に急速拡大装置、下顎にバイへリックスを装着し、側方拡大による非抜歯治療とした。右側大臼歯関係Ⅲ級の改善には、Ⅲ級ゴムを使用することとした。 【使用装置】 上顎:舌側矯正装置、下顎:マルチブラケット装置、上顎急速拡大装置、下顎側方拡大装置 抜歯部位:上下顎左右側第三大臼歯 |
費用(税込) | 110万円、調整料5,000円 |
デメリット・注意点 | 上下顎の狭窄に対し上下顎の側方拡大により上顎前歯の前突と上下顎叢生を改善しています。 急速拡大装置は違和感がありますが、使用期間が短く成人でも上顎骨自体を広げられる効果的な装置です。上下顎の咬み合わせを治療するための顎間ゴムを使用時間も重要となります。 矯正治療中は、装置、口腔内を清潔に保たないと虫歯や歯肉炎、歯周病になるリスクがあり、口腔内、装置の清掃が大切になります。特に舌側の矯正装置は汚れが見えないため、慣れるまでは歯磨きに時間がかかることが多いです。 |